【③さくら謹製　真綿入り草履】
 
こちらのお草履は、
 
黒留めや色留め以外でしたら、
普段からちょっとしたきとまで、幅広くお使いいただけます。
 
 
〇花緒：唐草柄（白地に光沢のあるベージュ）
〇台：帆布・ぱーるがかったシルバーグレー
 
 
 
 
訪問着・附下・色無地・小紋だけでなく、
紬も、お着物のお色や雰囲気と合うようでしたら、お使いいただけます。
 
台の帆布は、少しざらっとしたマットな素材感ながら、お色がパールがかっているため、ピカピカしていない上品な艶感を放っています。
 
花緒は、白地に唐草柄を光沢のあるベージュで彩られていて、お着物や帯を邪魔せず、品格のあるコーディネートを完成させてくれます。
 
考え方はいろいろとあると思うのですが
できる限り、お着物と帯を主役に、草履は、あまり強く出すぎず、上品さを添えるようなものを選ばれると、全体がすっきりとして品の良い装いになります。
 
 
台のお色は、シルバーグレーで落ち着いた雰囲気。さらに、
花緒も、白地にベージュから銀の中間のようなお色で上品にさらりと。
 
さくら謹製真綿入り草履
・台：　帆布素材　シルバーグレー
・鼻緒：ベージュがかった銀糸入り唐草柄
・サイズ　М（台約２４ｃｍ　横幅　最大約８ｃｍ）
・￥51,700(税込）
・送料　無料
 
 
〇ちなみに真綿入り草履とは、台の上に１０センチほどの真綿を圧縮してのせたものになります。
真綿が、足の衝撃を吸収し、長時間あるいても疲れないと大人気のお品になります。NHKの「美の壺」でも取り上げられるほどの卓抜した技術を持つ職人さんによるお品です。
 
【回想録】
まだ店主が若かったころ、小松屋さんという当店の大好きだったメーカーの方に、「近くに小物屋さんが出来たから見てきたら？」と言われ見に行ったのが、さくらさんでした。何と今から20年以上前の話になります。
 
そんなわけで、真綿入り草履を取り扱い初めて20年近くになりますが、そのお品物の良さは間違いありません。
真綿を台にのせた履き心地の良さはもちろんのこと。
 
上質なコルクを使っており、また職人さんの技術と、上質な素材を使っていることで、台の劣化や、皮がはがれるなどもこれまで無いです。
 
ただ、一点だけ、
エレベーターに乗っていらした際、エレベーターの淵のギザギザにぷつっと刺さったのでしょう。小さな小さな穴が生じ、中から綿が少し出てきたという方がいらっしゃいました。エレベーターに乗るさいは、十分に、ご注意してお乗りくださいませ。
 
花緒は、履くことで、汚れや劣化は仕方のないところですが、そんな風に感じるまでには、きっと十分お使いいただけるお品でございます。